Case Study事例紹介

神戸大学大学院医学研究科 放射線診断学分野

HACARUSと神戸大学、 肝細胞がんのMRI画像解析と診断支援AIの共同研究を実施

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医療分野での人工知能(AI)ソリューションの開発を手掛ける株式会社HACARUS(以下「HACARUS」)は、国立大学法人神戸大学大学院医学研究科 放射線診断学分野(以下「神戸大学」)と「肝細胞がんのMRI画像解析と診断支援AI」について共同研究契約を締結しました。(2020年5月 プレスリリースより)

日本では年間約2万5000人が肝がんで亡くなっており、40歳以上の男性では胃がん、大腸がんに次いで、がんによる死亡の第3位となっています。また全世界での罹患数は増加傾向にあります。肝がんの一種である肝細胞がんは、MRIによる画像診断で早期発見を行うことが可能ですが、その読影には高い専門性が必要です。そのため、実際の読影を行う放射線科医の負担が大きいのが現状です。

 

神戸大学大学院医学研究科 内科系講座 放射線診断学分野HPより

 

このような背景を受け、HACARUSと神戸大学は、以下を目的とした共同研究を実施します。

  • 教師あり学習によるAIを使用した、MRI画像内のリスク領域を検出すること。
  • リスク領域における肝細胞がんの病型分類を行うこと。
  • AIによる精度の高い病型分類や診断支援を可能とすること。

 

神戸大学大学院医学研究科 放射線診断学分野について

放射線診断学は、診断面の3本柱である理学的診断、血液生化学的診断、画像診断のうちの画像診断を担い、治療面では5本柱である内科的治療、外科的治療、精神療法、放射線治療、画像診断装置を利用した低侵襲治療であるインターベンショナル・ラジオロジー(IVR)のうちのIVRを担っており、欧米の先進諸国では医学的にメジャーな学問ですが、日本では未だにマイナー科目に分類されています。

 

しかし、近年の画像診断装置、IVR用器材・技術の急激な進歩に伴い、その専門性が高くなり、放射線科医に対するニーズが非常に高くなってきています。特に常勤の放射線診断専門医が読影した場合の画像診断に対する保険点数加算が3倍近くになるようになってからは、市中病院だけでなく大学病院においても放射線科が不足する状態が続いています。

 

放射線診断学分野では、CT、MRI、核医学をはじめとする各種画像診断およびIVRに関する質の高い教育・臨床・研究をバランスよく行えるよう日夜努力しており、それらを担うスタッフ(医局員)も充実しています。また、近年脚光を浴びているAIを用いた画像診断の研究にも力を入れています。

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