説明可能なAIに関する書籍の和訳プロジェクト完了のお知らせ

説明可能なAIに関する書籍の和訳プロジェクト完了のお知らせ

こんにちは、HACARUSでデータサイエンティストをしている増井です。先日、Christoph Molnar氏の Interpretable Machine Learning というAIの解釈性に関するの教科書の和訳プロジェクトを進めていることをこちらのブログにて紹介させていただきました。

11月ごろから和訳活動を始めていたのですが、遂に全ての和訳の公開が完了しましたのでお知らせします。

この書籍は、CC BY-NC-SA 4.0 のライセンスで提供されており、原著、和訳ともに web上で全編無料で読むことができます。和訳版は以下の URL からご覧になれます。

https://hacarus.github.io/interpretable-ml-book-ja/

ちなみに、Google 検索で、”Interpretable ML 和訳” と調べていただいても、上位に表示されると思います。

この本では、そもそもなぜ機械学習に説明可能性が必要なのかといった一般的な話から、本質的に解釈可能なモデル(線形モデルや決定木など)に対する解釈方法、ブラックボックスなモデルに対しても適用できるモデル非依存の解釈手法 (LIME や SHAPなど)など、さまざまなアプローチの説明がされているため、機械学習モデルの説明手法を俯瞰的に見るには最適な教科書となっています。

この分野は日々研究されているトピックであり、最新の情報は大抵英語です。そのため、興味はある一方で敷居が高いと思っておられる方もいるかもしれません。機械学習のプロダクトが世に受け入れられるためにも、AIに何ができて何ができないかを正しく理解するということは重要です。そのときに、本書の手法は非常に役に立ちます。最初の数章に目を通すだけでも価値はあります。

実は、弊社のデータサイエンティストは、これを参考書として社内輪読会を行ってしました。機械学習モデルの解釈性に焦点をあてて解説されている日本語の本はあまりない中で、この本を通して、さまざまな新しいアプローチを知ることができました。原著は今も更新され続けており、今後も最先端の手法の紹介がされると思います。その際は和訳も適宜公開していこうと思っています。

こちらの和訳は、原著同様に GitHub のリポジトリで管理されています。この和訳プロジェクトに興味のある方がいたら、以下のリポジトリから気軽にご参加ください。誤字や誤訳などもあるかもしれませんが、Issue や Pull Request などで報告していただけると助かります。

[Interpretable Machine Learning 和訳用リポジトリ]

 

株式会社HACARUSについて

HACARUSは、独自のスパースモデリング技術をAIに応用し、少ないデータで、ビジネスに役立つデジタルソリューションの提供をいたします。7年以上に渡り数多くの企業の問題解決に貢献してきたHACARUSならではの経験と技術力で、人の知見を資産化し、オペレーションの効率化・省人化を成功させます。データの取得から既存システムとの連携までを一貫して支援し、人間とAIが共存する未来の実現に取り組んでまいります。詳しくは https://hacarus.com/ja/ をご覧ください。

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