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坐禅体験にいってみた!

こんにちは。ハカルスCHO室の菊本です。
CHO室では食事・運動の観点からのサポートだけでなく、メンタル/心の健康も重要視し、マインドフルネスを実践しています。いつもはオフィスでマインドフルネスを実践していますが、せっかく京都にいるんだしお寺へ坐禅をしに行こう!!ということでメンバーみんなで行ってきました。

 

京都のお寺の多くが、一般人向けの座禅体験プログラムを用意しています。その中でも今回は、オフィスから比較的近い場所にある建仁寺塔頭寺院の両足院さんでの坐禅体験に参加しました。

まず、CHO室長の藤原にハカルスの業務と座禅の関係について話してもらいました。

 

ITベンチャーが座禅を導入する理由

ハカルスでは2018年4月にCHO(Chief Health Officer)室を正式に立ち上げて、社員の健康づくりを超ド真面目にサポートし始めました。健康っちゅーと、メタボ防止やら、ロカボな食事やら、身体的な健康ばかりに目が行きがちですが、実はそれ以上に心の健康の方が、ハカルスのようなITベンチャーで働くメンバーにとっては、よほど重要やと考えてます。

 

いきなり結論にジャンプしてええですか。経営者として、自分が最も「職場に居て欲しくない人物」は、メンタルがダメな人なんですね。

 

メンタルがダメな人というのは、具体的に言うと下記の項目に1つでもマッチする人を言います。

 

1)ネガティブなオーラを職場にばらまく人
2)日によって気分が大きく上下する人(精神状態が不安定、軽い躁うつ病とも言える)
3)ベンチャーで働いているのに基本待ち姿勢の人

 

おいおい、1)と2)はともかく、3)なんて坐禅で改善するんかい、というツッコミが多方面から聞こえてきそうですが、おそらく直接的には坐禅とは関係ないです。

 

かくいう自分も坐禅は今回初めて体験してみたんですが、心を無にするのではなく、あらゆる思考や雑念をリアルタイムに受け入れつつも、ちゃんと五感(+第六感)を使って人間本来の平常心を取り戻す、という考え方は、様々なストレスや環境変化に素早く対処する必要がある現代人に備わっているべき基本能力だと改めて認識しました。

 

ちなみに、仏教用語では眼、耳、鼻、舌、身、意識(心)を全部あわせて六根(ろっこん)と呼ぶらしいですね。知らんかったです。

 

坐禅の後のお坊さんの説法でも触れられてたけど、現代人、特にハカルスのようなITベンチャーで働く人は、一日中パソコンの画面を見て、下手をしたら寝る直前までスマホの画面を見て、毎日生きているので、眼から入ってくる情報量が他の感覚器からの情報量よりも圧倒的に多く、それに反応するメンタルもぶっちゃけアンバランスになっているのではないか、という指摘はホンマにその通りやと思いました。

 

なので、坐禅のような環境に身を置いて、あえて眼から入ってくる情報をシャットダウンし、他の感覚器から入ってくる情報だけでメンタルの反応を見る、もしくはメンタルをコントロールする、というのは現代人にとっては必要不可避な「訓練」であると言ってええかもしれません。

 

あえて、3)と坐禅の関係を言うならば、自分でやるべき仕事を見つけて能動的に動くためには、やはりなんと言っても心が満たされている状態、つまり「やる気」がある状態であることが大前提です。逆に言えば、精神が不安定で「やる気」がある人には、自分は今まで1度も会ったことがないです。

 

業務中に坐禅をやるのは、表面的には社員の心身両方の健康づくりをトータルにサポートするという狙いもあるけれど、経営者としての自分の狙いは、上に書いた内容が包み隠さずの事実といったところです。

坐禅体験の驚くべき効能

次に、両足院での座禅を体験した感想をメンバーに聞いてみました

・朝の時間で気持ちがよかった。G.W. の中日なのに人が多くてびっくり。
・雑念が浮かんでも、それを 1/6 と考えればよい、というのは新鮮だった。
・今回の座禅でもそうですが、運動もそうですし、英会話の発音もそうですし、何かと呼吸の重要性を説かれるが多く、人間の活動の基本なんだなー、と感じております。
・座禅の後、お風呂に入っているときになるべく五感を感じながら首を回すというのをやってみてます
・座禅に限らず、マインドフルネスの活動をするようになって、散りがちな意識をなるべく目の前の一つのタスクに集中するように心がけれるように、最近少しなってきました。
・坐禅のあとは頭がスッキリした。庭の土の匂いや植物の匂いがはっきりと感じられたことが新鮮だった。
・お寺という非日常かつ整えられた環境で体験できたのは新鮮で興味深かった。
・最初からあるべき形での座禅をするのではなく、ステップバイステップで 3段階に分けて進めてもらったのが分かりやすかった。
・エキスパートに説明してもらうことで座禅についての理解が深まり得るものが多かった。瞑想との違いも少しわかるようになった。

 

心身がスッキリしたこと以外にもさまざまな学びや気づきがあったようですね。

 

 

 

 

坐禅とは様々な変化を受け入れて心を整えること

坐禅というと「無になる」とか「悟りの境地に近づく」というイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、実際は先に藤原が述べたように6つの感覚(6根)に意識を向け、様々な変化を受け入れて心を整えること意味します。「今」という時間をきちんと感じることであり、本来は私たちにとってすごく身近な行為です。

 

日常の私たちは、目(視覚)と心(意識)が独走状態で、そのほかの感覚は補助的な役割のように捉えられがちです。坐禅の時間では普段はほとんど意識することがない感覚に集中し、その感覚に対する心の反応を観察していきます。

 

坐禅というと座ること自体が修行のようで辛かったり、少しでも姿勢が乱れると警策でバシバシ叩かれる、というような厳しいイメージを持つ方もいるかと思います。宗派や寺院によって異なるようですが、両足院さんはそのあたりかなり寛容で座り方は特に厳しく指示はされません。希望すれば(合唱のポーズでお坊さんに合図)警策をいただくことはできますが、一般人にいきなりバシバシ叩きまくるということありません。ハカルスのメンバーの数名も警策をいただきましたが、音の割には痛くなく、何かスッキリとするような爽快な痛みを感じました。

 

参加者の中には外国人の方も数名いたのですが、お坊さんが英語を交じえて坐禅についての説明をされていて、さすがグローバルな街、京都だなぁと思いました。

 

もちろん、一度の坐禅やマインドフルネスを行うことによって急にストレスを感じなくなったり、集中力が格段に上がったりするわけではありません。ただ、1日の中で5分でも10分でも心身を整える(調身・調息・調心)時間を習慣的に持つことで、なんとなく心身がスッキリしたりリラックスすることを実感出来たり、集中力がUPしたり、ストレスを感じた時に落ち着いて対応出来るようになったりという変化を得ることが期待できます。

 

ハカルスでは4月から始業前の10分間、マインドフルネスの時間を設けています。電気を消してお香を焚き、マットの上で坐禅を組みます。

毎回のマインドフルネスの後にそれぞれの感じたことをメンバーで共有する時間を持つようにしているのですが、最初の頃は「雑念だらけー、集中しようとしてもすぐに仕事のことが思い浮かんでしまう」といった感想が多かったです。しかし10日経った頃から、「宇宙にいるような感覚」「血管の中を通っているようなイメージ」「今日は10分間がすごく短く感じた」というように、感じ方に明らかな変化が現れはじめています。

 

マインドフルネスや坐禅で得られた『今に集中する』という感覚が、仕事においても一つひとつのタスクに集中することに活かされます。限られた時間の中でそれぞれの能力を最大限に発揮する(=生産性が高い) 為にマインドフルネスや坐禅はとても有効だと考えています。

 

CHO室の活動の一つとして今後もハカルスではマインドフルネス・坐禅を続けていきます。

 

スタッフの健康づくりをサポートするCHO(Chief Health Officer)室を発足