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NEDO、助成金実施先一覧を発表、~ハカルスがTrue Edge AIを開発~

8月7日(火)、株式会社ハカルス(本社:京都市中京区、代表取締役:藤原健真)は、日本最大の政府研究開発組織であるNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)に、エッジAIについての研究開発助成対象として採択されましたのでお知らせいたします。  

このプロジェクトは2年間に渡って実行され、FPGAやARMアーキテクチャなどのエッジ環境でハカルスの主力AIエンジンが動作することを目指しています。スパースモデリングを使用した、エッジ環境での学習と推論が可能なAIの開発は日本で初めての試みです。

現在主流のAI技術であるディープラーニングを採用するエッジAIは、エッジ側での推論のみが可能で、学習についてはクラウド上で行う必要があります。このため、AIモデルの調整や更新を行う際に、センシティブな情報を含む教師データをクラウドにアップロードし、クラウド上で再学習を行い、生成された新しいAIモデルをエッジ環境にダウンロードするという一連の作業が必要となります。

近年、プライバシー保護やセキュリティの観点から、個人情報や生産状況に関わる情報など、機微なデータをインターネットを通じてクラウドにアップロードすることは、現実的に難しいケースが多くなってきています。このようなケースにおいて、エッジ環境での学習と推論が可能なハカルスのエッジAIは価値を発揮します。

また、エッジ環境でリアルタイムな学習を行うことで、環境変化に自動的に追従するエッジAIの実現が可能になります。具体的には、画像データ解析において撮像環境の変化に自動的に適応する、時系列データ解析において生産環境の変化に自動的に適応することで、AIモデルの精度をエッジ側で調整・改善するシナリオが考えられます。ハカルスでは、このようなエッジAIを「True Edge AI」と表現しています。

今回採択されたNEDOプロジェクトから得られる成果物は、Xilinx / Altera / ARMなどのプラットフォーム向けに今後パートナー企業を通じて提供を行う予定です。

NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)について

NEDOは、「エネルギー・地球環境問題の解決」や「産業技術力の強化」実現に向けた技術開発の推進を通じて、経済産業行政の一翼を担う、国立研究開発法人です。

自ら研究者を雇うのではなく、技術開発マネジメント機関として、産学官が有する技術力、研究力を最適に組み合わせ、リスクが高い革新的な技術開発、実証を推進してイノベーションを社会実装することで、社会課題の解決や市場創出を目指します。

株式会社ハカルスについて

ハカルスは2014年に創業して以来、少量データからの特徴抽出に優れるスパースモデリング技術を機械学習に応用した独自のAI開発を行っています。スパースモデリング技術を機械学習に応用することで、膨大な学習データが必要である、AIの意思決定の過程がブラックボックス化されており人間には解釈できない、学習フェーズにおいて大量の計算資源が必要であるといったディープラーニングが抱える課題の解決を試みています。

 

【本件に関するお問い合わせ先】

メール:Adrian@hacarus.com