
超解像
低解像度の画像から、より鮮明な高解像度の画像を作ります。
HACARUS は、IoTやFPGAなどのエッジ端末向けのアプリケーション「HACARUS Edge」をカスタムメイドで提供しています。
スパースモデリングをベースにしたHACARUSのAIは、ディープラーニングベースのAIと違いビッグデータを必要としません。そのため、HACARUS Edgeはエッジデバイス外での学習サイクルや、事前の学習モデルインストールを必要とせず、最小限の準備で現場での稼働が可能。稼働後も、エッジデバイス内のチップで学習と推論を完了するため、ネットワーク接続から離れた状況下でも真価を発揮します。
低解像度の画像から、より鮮明な高解像度の画像を作ります。
50%欠損した画像から、欠損部分を修復した画像を作ります。
わずかな正常データの学習から、異常部分を見極めます。
FPGAにスパースモデリングを導入するステップは以下になります。
外観検査の対象画像を決め、外観検査AIを使って、検査結果を見ながらパラメータ調整を行う。
HACARUS Edgeを現場に持ち込み、パラメータを微調整する。
HACARUS Edge for Xilinxは、Xilinx FPGAベースのエッジデバイスに組込み可能です。
Xilinx FPGA向けに開発された外観検査アプリケーションは、FPGAボード、MIPIカメラ、シリアル端末で構成され、エッジでの画像収集、学習、推論を実行できます。クラウドへの接続は不要です。
Intel®FPGA向けHACARUS Edgeには、DDRメモリ付きIntelArria®10 FPGAボード用のHACARUS独自のSC(スパースコーディング)アルゴリズムの実装が含まれています。SCアルゴリズムは、入力データのスパース表現(つまり、スパースコード)を生成します。これを学習済辞書と併用すると、データの再構築が可能になります。外部メモリへの必要なアクセスは、Avalon®MMインターフェースを介して提供されます。
インテル®HLS(高位合成)コンパイラーによるパイプラインパラレル実行アプローチを活用して、パフォーマンス向上が実現します。HACARUSのSCアルゴリズムの効率的なリソース使用により、IntelArria®10実装はローエンドFPGAデバイスにも適用でき、低パフォーマンス/コストに敏感なアプリケーションでも使用できることを示しています。
Congatec(コンガテック ジャパン)とHACARUSが共同開発したスターターキット。GigEやUSB 3.x環境ですぐに展開して検査できます。
手のひらサイズのコンピュータ・オン・モジュールに基づいて設計され、わずか173 x 88 x 21.7mm(6.81” x 3.46” x 0.85”)の大きさです。スリムだけでなく、産業向けに長期供給可能な最新のIntel® Atom™やCeleron®プロセッサ(コード名Apollo Lake)により、卓越した性能を発揮します。小型にもかかわらず豊富な入出力を備えているため、エンドユーザの現場で多くの異なる設定が可能となるシステムです。
標準インターフェイスは、GigE Vison対応GbE x2、USB3.0/2.0 x1、USB2.0 x4、UART(RS-232) x1です。USIMソケット付きMini-PCIe x2、mSATAソケットx1、16ビットのプログラム可能なGPIOで拡張可能です。
DC電圧入力は、9V~32Vと広範囲です。