Case Study事例紹介

ヤンマーホールディングス株式会社

お客様の声:ヤンマーホールディングス株式会社

  • 導入事例
  • 製造業
技術本部 中央研究所 システム研究センター 知能情報グループ ご担当者:宮内俊輔様・吉峰拓海様・近藤拓也様

(右) ヤンマーホールディングス株式会社 技術本部中央研究所 近藤拓也様
(左) 株式会社 HACARUS CTO 木虎直樹

 

お客様の声

データのクレンジングから解析に至るまで、データサイエンスの一つ一つのステップを丁寧に実施される印象でした。また、弊研究所員向けへのスパースモデリング講習やHACARUS 社内勉強会への参加を通じて、各データサイエンティストが技術力の研鑽に前向きに取り組まれていると感じました。

 

サービス採用の背景

内燃機関、農機、建機、小型船舶などの製造・販売を行うヤンマーグループの中で、ヤンマーホールディングス株式会社の中央研究所はグループの研究開発のコアセンターとして2000年2月に開所し、食料生産とエネルギー変換の分野において、様々な研究開発を担っております。

その一つである農機向けのAIの研究において、一定の成果をあげた従来手法の精度向上を目指す中、手法変更やパラメータ調整での改善には限界が見えてきており、新たな特徴量の設計や特徴量の選択が必要であると考えていました。

 

HACARUS を選んだ理由

「データの特徴をとらえる」というスパースモデリング技術に強みをもつ HACARUS であれば、上述の課題に対して有用なアドバイスをいただけるのではないかと考え、相談したのがきっかけです。また、サービス内容を柔軟に相談できるコンサルティングサービスという形式が、弊研究所のニーズに合致すると感じました。

 

サービスの内容と結果

最初にデータの特性や研究の背景を共有した後、解析方針をディスカッションしました。解析作業においては、データの秘匿性の高さを考慮し、データをお渡ししての解析ではなく、弊研究所員の作業にハンズオンでのサポートをいただきました。

従来は思い至らなかった様々な切り口からの解析を通して、精度向上に寄与する新たな特徴量を発見することができ、また結果に対して影響度の高い特徴量に関する知見を得ることができました。これにより機械学習モデルの精度を飛躍的に高められただけでなく、今後のデータ取得・分析に対する新たな展望を得られたことが大きな収穫でした。また共同作業を通じて HACARUS の経験豊富なデータサイエンティストのアプローチ・考え方に触れることで、弊研究所員のスキルアップと視野を広げることにつながったと感じています。

 

Case Study事例

ニュースレター購読Newsletter

登録はこちら