戸田建設株式会社
現場の安全意識向上に向けた「安全・品質AIチャットボット」のコンサルティング
- 導入事例
- 建設業
クリーンルームにおけるさらなる労災の低減を目指し、自律走行ロボット(AMR)を活用した現場の巡回監視を計画しています。このロボットに搭載されているAIは、保護具の未装着をはじめとするさまざまな不安全行動を検出し、早期にアラートを発して是正を促すことを目的としています。また、東京エレクトロン株式会社と共同開発中の労災防止AIを応用することで、現場における保護具未装着の検知に対応可能となりました。さらに、ロボットに搭載するエッジAIやカメラだけでなく、その他のネットワーク機器の選定についても、HACARUSとともに検討を重ね、実現に至りました。

例えば、保護メガネを一時的に外してしまった場合でも、即時アラートの発報によってリアルタイムで注意喚起が可能です。また、その際の状況を記録した動画を後から確認することで、なぜそのような行動が発生したのかを振り返り、改善に活用することができるようになりました。

現在は現場の一区画のみで導入していますが、今後はロボットの台数を増やし、現場全体を巡回監視できるように順次導入を進めていきます。これにより、不安全行動の抑止効果を高めるとともに緊急事態にも対応し、作業者の安全・安心に貢献することを目指しています。
私たちはこれまで、安全衛生委員会や役員・産業医巡視など複数の巡視体制を整えてきましたが、人員数も限られ、巡視の際の移動時間もかかるなどの理由から、頻繁な巡視が難しいという課題を抱えていました。特に保護メガネの装着は、視力矯正用メガネのように「見えなければ困る」ものではないため、意識しないと外してしまうケースもあります。
HACARUSのエッジAIをロボットに搭載することで、リアルタイムのアラート発報が可能になり、保護メガネ未装着といった不安全行動を即時に検知・注意喚起できるようになりました。作業者の安全意識を高め、事故を未然に防ぐ「見守り」の役割を果たしています。
東京エレクトロンとの共同開発実績があったことも、HACARUSを選定した大きな理由です。従来の固定カメラではカバーできないAMR(自律走行ロボット)との組み合わせによって、動的な監視とリアルタイム性を実現する必要がありました。複数のベンダーと検討を重ねる中で、AIの学習データも少なくてよいなどの観点も含め、HACARUSのAI技術が最適であると判断しました。
また、エッジAIによる処理が可能である点も、情報セキュリティを重視する当社にとって大きなメリットでした。外部サーバーを介さず、社内ネットワーク上で処理できるため、データ流出のリスクを抑えつつ、安全管理を強化できる点は非常に評価しています。
導入後、作業者の安全意識が向上し、アラートの発報件数が減少するなどの効果が見られています。また、動画記録機能により、不安全行動の原因を振り返り、教育・研修に活用できる点も大きな成果です。今後は対象エリアを拡大し、全社的な安全基準をさらに引き上げていきたいと考えています。
長期的には、さらなる労災防止機能の追加も視野に入れています。HACARUSとのパートナーシップを強化しながら、作業者が安心して働ける環境を構築し、安全管理の高度化を目指していきます。
事業内容:熱処理成膜装置、枚葉成膜装置等の開発・製造
設立:1983年7月
本社所在地:山梨県韮崎市藤井町北下条2381-1
代表者:代表取締役社長 両角 友一朗
資本金: 40億円
URL:https://www.tel.co.jp/about/locations/tyl.html
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